「子供が幼稚園に通いだしたから、そろそろパートを始めたい」
「体を壊してしまって立ち仕事がきつい。デスクワークで働きたい」
そんな思いは誰もが抱いたことありますよね?
そこで、人気なのが事務のパートです。
専門的な知識がそこまで多くなくても始めやすいパートなので、特に女性には人気な職種です。
人気な一方で、競争率が高いのも事実。
当記事を読むことで、競争率の高い事務パートに採用される方法がわかります!
そして、どうしても事務職で働きたい場合に、まだあまり知られていない方法もお伝えします!
事務パートに受かる人の特徴とは?
競争率が高い事務パートに受かる人はどのような人なのでしょうか?
以下の5点があると強いといわれています。
- 経験者
- 資格がある
- 柔軟に出勤できる
- 理念に通じている
- 既存社員とのコミュニケーションがとれる
あなたは当てはまるところがありますか?
経験や資格は一朝一夕には難しいかもしれません。
しかし、すぐにでも努力できる部分はありますので、ぜひ意識して記事に目を通してみていただけたらと思います。
出勤時間の自由が効く
柔軟に出勤できるというのは、勤務日数や勤務時間の変動が可能ということです。
どの曜日にも出勤できる人の方が、当然ながら採用する立場としてはありがたいといえます。
しかし、どうしても子育てなどをしていると平日しか出勤できない場合もありますよね。
その際は、家族の協力を得ながら月に一度でも土日に出勤できるようにするだけでも採用率は変わることがあります。
自身のライフスタイルに合わせて、無理のない範囲で出勤の柔軟性を出せることが望ましいでしょう。
経験者
当然ながら、経験があり即戦力になると採用率は上がります。
事務の仕事といっても、企業によって大きく変わる部分があるため、似たような業界の経験があるとなお強いです。
なので、事務で働いていたことがある人は、自分の経験に近い企業から応募することをおすすめします。
また、ブランクがあって自信がない場合でも、経験者の場合はどのようなことができるかをしっかりと伝えましょう。
お互いの認識のずれなどが面接や契約の時に生じるとトラブルの下になります。
理念に通じている
企業に勤めるということは、その企業の理念を理解して働けることが大切です。
企業理念というと、実際にどこまで意識しているかは個人差があります。
しかし、採用する側からすると企業の思いを汲んで仕事ができる人と一緒に働きたいと考えます。
「パートだから」「事務だから」という気持ちではなく、しっかりと事前に企業がどのような理念で事業を行っているか調べてみましょう。
その調べた内容をもとに面接などをすると、より採用率は高まります。
既存社員とのコミュニケーションができそう
中途採用では、既存の社員とのコミュニケーションがとれるかどうかが大切です。
その理由として、以前の職場の常識が、次の職場では非常識、ということが多々あるからです。
「郷に入ったら郷に従え」という言葉がありますが、新しい職場で働いた場合は、そこのやり方にある程度合わせることも考えましょう。
実際に筆者は多数の転職経験があります。
しかも、全て同じ専門職(リハビリ職)でしたが、どこもかなり慣れるまでに苦労しました。
なので、今までの自分の働き方とずれているなと思うことがあっても、既存の社員とうまくコミュニケーションをとっていく必要があります。
面接では、コミュニケーション能力もしっかりとみられますので、柔軟な受け答えができるように準備しておきましょう。
資格がある
事務は特別な資格がなければ、就職できないという職業ではありません。
しかし、何か特化した資格を持っていればより採用されやすくなります。
特に、その資格を使って働いた経験があると重宝されるでしょう。
どのような資格を持っていると事務パートとして採用されやすいかどうかは、後述します。
事務パートに受かるためには
では、今の状態から事務パートに受かるためにはどのようにしたら良いのでしょうか。
子育てや他の仕事してきたから、もう無理か…
って方も安心してください。
今からできることはたくさんあります。
履歴者や職務経歴書を完璧に仕上げる
転職活動をするときは、まず履歴書や職務経歴書を整えることが大切です。
なぜなら、短時間であなたの魅力をアピールするために唯一しっかり準備できることが書類関係だからです。
面接では緊張してしまい、全てを伝え切ることが難しいかもしれません。
しかし、事前準備をした資料は緊張など関係ありません。
しっかりと書類を作り込みましょう。
書類を作るポイントとしては以下の点に注意が必要です。
書類を作るポイントとしては以下の点に注意が必要です。
- スキルに嘘や誇大はないか
- 採用された後のイメージが具体的に伝わるか
- 前職で困難があった際にどのように解決したか
スキルに嘘や誇大な表現は絶対に書かないようにしましょう。
信用を失いかねません。
また、採用された後にどのような仕事ができるのか、具体的にイメージできるような書き方が良いです。
そして、仕事は順風満帆とはいきません。
なので、以前の職場で何か問題や困難があった時にどのように対処して乗り切ったかを伝えることで、あなたの人柄やスキルのアピールが可能になります。
スキルを磨く
ブランクや未経験の場合は、仕事内容に合わせたスキルを事前に磨いておくことも必要です。
状況によっては、何か資格試験を受けたり、セミナーに行ったりというわかりやすい目安があると、より良いですね。
少し知り合いの職場を手伝ってみる、自分でパソコンをいじってみるなど、できるところから始めましょう。
子どもの預け先を複数確保する
まだ子どもが小さい場合、どこに預けるかも問題になります。
保育園に預けていたとしても、なるべくたくさんの預け先を用意できる人の方が採用されやすい場合があります。
筆者は面接でダイレクトにその辺を聞かれ、結構厳しいことをいわれた経験があります。
なので、実際に使うかどうかは別として、複数の候補先を用意しておきましょう。
例えば以下のようなものです。
- 病児保育所
- 休日も使える託児所
- 親族や実家の家族の協力
これらを調べたり、登録しているだけでも「責任感を持って働こうとしている人」というイメージが生まれます。
しかし、ここであまり企業側に合わせてしまうと、自身のライフスタイルを崩すことになりますので、注意しましょう。
私も合わせすぎて、家庭が崩壊しかけたことあります…
家族の協力体制のアピール
そして、預け先以外にも、家族が働くことに協力的であることは非常に大切です。
子供が熱を出した場合や行事などで、夫の力も借りれるということをしっかりと伝えましょう。
もし、単身赴任などで難しい場合は、そのことをはっきりと伝えましょう。
もし、どうしても家族のことで仕事に穴を開けてしまう可能性が高い場合は、勤務中にプラスアルファの仕事まで行う気であるということを伝えましょう。
派遣で働く
事務のパートに直接応募するのではなく、派遣に登録して働くという方法もあります。
とくに未経験の場合はパートとして採用されるよりもハードルが下がるのでおすすめです。
派遣の場合は、直接パートとして契約するよりも不安定という懸念もあります。
しかし、事務の派遣を1年以上継続している人も多くいます。
派遣で経験を積んだり、事務のパートが自分に合うのか見極めたりしてから、直接契約のパートに応募する方法も良いでしょう。
資格をとる
未経験や、競争率の高い企業の場合は資格取得も視野に入れます。
他のパートとの差別化や、短い時間内で業績を上げるクオリティを担保するためです。
資格は目に見えて基準がわかりやすくなるため、就職まで少し時間があり、学べる環境であれば挑戦してみましょう。
どのような資格を取れば良いかは後述します。
事務パートに受かるための資格とは?
事務パートの採用に有効な資格はたくさんあります。
- MOS
- 簿記
- 秘書検定
- ITパスポート
- TOEIC
- ビジネス文章
- 日商PC
- 秘書検定
- 宅建
- 文書情報管理士
- 医療事務
上記について解説していきます。
多くてどの資格を目指そうか悩んでいる場合は、まず軽くネットや書店で内容を見てみて気になるものをチョイスしましょう。
もし、英語に特化した企業を受けたい場合など、すでにあると便利な資格がわかっている場合はそちらを優先した方が就職に直結します。
しかし、女性の場合は子育てなど忙しい場合が多いので、なるべく学んでいて楽しいような資格を取得することをオススメします。
ここで紹介しきれいていない資格などもありますので、資格大手の
MOS
MOSはマイクロソフトオフィススペシャリストの略です。
Microsoft社が提供するWord、Excel、PowerPointなどのソフトのスペシャリストであるという証明になります。
一般レベルと上級レベルがありますが、まずは一般レベルを受けましょう。
日商簿記検定
簿記はとても人気の資格です。
3級であれば独学や短期間でも十分に取得可能なため、主婦やママでも取り組みやすいです。
そして、簿記を取得していると事務パートとしてとても重宝される傾向があるため、何を目指すか決まっていない人は簿記を学んでみましょう。
ITパスポート
ITパスポートとは、デジタルや経営に関する専門知識が必要な資格です。
現代社会で全くデジタル化していないという職場はほぼないため、どのような企業でも役に立つ資格といえます。
そして、もし働きたい企業があまりITに力を入れていなかったとしても、あなたが就職することで新たに効率化できる可能性があります。
デジタルについて学ぶことが好きであれば取得を目指してみましょう。
筆者も転職エージェントにITパスポートがあると就職はかなり有利になると言われた事があります。
TOEIC
TOEICは英語のレベルアップのために学生から主婦までさまざまな年代の人が取り組む人気の資格です。
とくに英語を必要とするようなグローバル企業の事務として働きたい場合はTOEICの点数を上げる努力をしてみましょう。
また、働きたい職場に英語がそこまで必要なかったとしても、英語が好きでTOEICの点数が高ければ「この人は向上心のある人だな」と好印象です。
英語が好きだったり、学生時代に英語に特化した学習をしていた場合は楽しみながら勉強できるのでオススメです。
ビジネス文書検定
ビジネス文書検定は、ビジネスで使う文書に特化した知識が必要な資格です。
「拝啓 貴社ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜わり,厚く御礼申し上げます。」というような普段使わない言い回しについての知識が必要です。
どのような業種の企業でも必要なスキルといえるため、ぜひ興味があれば受験を検討してみましょう。
ちなみに、私は医療の専門職をやっていましたが、意外とこのような文面は使う事が多かったので、毎回ネットで調べていました。
近くに聞ける人がいると助かるなという印象です。
日商PC検定
日商PC検定は、商工会議所による検定試験です。
- 文書作成
- データ活用
- 資料作成
などの基本的なPCの操作スキルが問われます。
こちらもパソコンを使わない事務の仕事というものは、ほぼないと考えられますので持っていて損はないでしょう。
ITパスポートやMOSなどの似たような試験と比較して受験を検討しましょう。
秘書検定
秘書検定とは、主に秘書をしている人や目指す人に人気の資格です。
3級であれば基本的な職場常識から出題されるため、社会人経験があれば学ぶことに抵抗は少ないでしょう。
秘書検定を持っていると、お茶の出し方や話し方などのマナーと言われる部分が明確になります。
業務上のスキルに加えて、人柄やマナーを学びたい人にオススメの資格です。
宅地建物取引士
宅地建物取引士もテレビコマーシャルなどで盛んに放映されている人気の資格です。
毎年20万人規模で受験するため、日本最大規模の国家資格と言われています。
難易度も少し高いため、気合を入れて勉強する必要がありますが、取得したらかなり就職には有利になります。
もし、時間の確保が可能で、良い職場に就職したい場合は受験を検討しましょう。
宅建士は合格率が低く難しいと言われています。
そこで、通信講座の利用もおすすめです。
通信講座としておすすめなのがアガルート
私は別の講座を受けていましたが、丁寧な講義と充実のテキストで安心でした!
文書情報管理士
文書情報管理士とは、デジタル化されて情報を適切に扱うための知識が問われます。
個人情報の流出などは企業にとっては絶対に起こしてはいけないことであり、文書管理のスペシャリストは重宝されるでしょう。
また、あまり名前が知られていないような資格は、先に持っておくと価値が高いです。
興味があれば受講してみましょう。
医療事務
医療事務も、かなり人気の資格の一つです。
病院やクリニックで働きたい場合は習得しましょう。
また、派遣会社で資格をとって、そのまま派遣先が決まる場合もあるため、求人や派遣会社を調べながら受講しても良いですね。
病院などは社会情勢に左右されにくく、高齢化の影響もあるため、一般的な企業に比べて安定しているといえます。
もし病院やクリニックでの勤務を考えている場合は医療事務の資格に挑戦してみましょう。
不採用でも事務パートを諦められない場合
ここまで、事務パートとして働くための戦略をお伝えしてきました。
しかし、企業との相性などで採用されない場合もあります。
一度採用に落ちてしまうと落ち込んでしまいますよね。
事務のパートは諦めて、今まで通りの生活を送ろうか…と考える方もいると思います。
でもまだ諦める必要はありません!
事務パートとして働くためのさらなる手段を紹介します。
転職サイトを使う
転職サイトや転職エージェントを使ってみましょう。
「パートなんだからそこまでやる必要ある?」と思うかもしれません。
しかし、転職エージェントは今まで何名も就職させてきた実績があるため、あなた個人に合わせたアドバイスをくれる事があります。
実際に私もエージェントを通してパートとして働いた事があります。
そのときは時給の給料交渉をしてくれました。
まず登録してみて、その地域や時期にあった就職のアドバイスをもらうだけでも、事務パート採用につながるかもしれません。
オンラインで働く
なかなか近くに良い求人がない場合など、そもそも就職活動自体が進まないこともあるかもしれません。
とくに地方では求人数が少なく、条件に合致しないため応募すらできないこともあるでしょう。
その際には、いっそオンラインで事務の仕事をするという選択肢もあります。
オンラインアシスタントという仕事で、実際に主婦が多数活躍しています。
オンラインで働くため、時間や場所などの自由が利きやすいため、とくに子育て中のママに人気です。
しかし、個人事業主になる事が多いため安定して働けるようになるには時間がかかります。
就職活動と並行して進めてみて、自分に合っているか検討してみても良いですね。
できたばかりのレア資格を取る
レア資格を持っていると、当然ながら採用されやすいです。
しかし、従来からある資格でレアというと、社労士や税理士、簿記一級などといったかなりの難関資格になってしまいます。
そこで、できたばかりの資格は持っているライバルも少なく、難易度もあまり高くない上に価格も安めだったりします。
レア資格を探してみるのも良いでしょう。
ここで、私がおすすめしたいのは労働トラブル相談士という資格です。
労働トラブル相談士はできたばかりにも関わらず、有名インフルエンサーが多数紹介しているため、かなり急拡大しています。
また、全ての企業にハラスメント相談窓口の義務化がされたため、ハラスメントや労働問題に対する知識を持っている人材は企業にとってとてもありがたいです。
実際に私も取得したのですが、未就学児の男の子二人を育てながら、フルタイム勤務と並行して2ヶ月で取得できました。
ドラマ形式で学習できるので、夜のドラマや動画を講義に置き換えるだけで取得できますよ!
そして、実際に取得した方達の中では、仕事に直結している方も多数います。
今後さらに広まっていき、価格も高くなることが予想されますので、今がチャンスです。
私も受講して役に立っている資格労働トラブル相談士の詳細はこちらからどうぞ!
事務や労務、で働きたい場合は持っていて絶対にためになる知識がたくさんです!
まとめ
競争率が高い事務のパートに勤めるために、必要な方法を紹介してみました。
未経験の場合はとくに採用が難しいこともあります。
その際には、まず経験を積んでみる、資格を取得してみる、オンラインで働いてみる、といったできるところから行動してみましょう。
自分の未来を変えられるのは自分だけなので、スモールステップでも、休みながらでも良いので行動してみることが大切です。
実際に私も資格取得や勉強で新しい仕事に繋がったりしているので、ぜひ一緒に頑張りましょう!
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